02/25/2019

トイレの黒ずみ、自分で落とすための「5つ」の視点

トイレは日々必ず使うもの。掃除をしていても汚れが溜まっていってしまうこともあります。今回はそんな汚れの中でも厄介な黒ずみについて自分で落とすための方法を考えていきます。

<INDEX>

1:トイレの黒ずみの原因
2:黒ずみの落とし方
3:黒ずみを防ぐには?
4:常備しておきたい便利グッズ
5:便器以外で気にしたいトイレの黒ずみ

1:トイレの黒ずみの原因

まず、トイレの黒ずみの原因について考えていきます。

便器の中の水が溜まる部分、水たまりの上部に線のようにできる黒ずみは、ホコリやカビなどの微生物が原因です。更に水垢の汚れと混じると、非常に落ちにくくなることがあります。

黒ずみの中身は以下のようなものがあります。

(1)水垢

水垢は、水道水に含まれるケイ塩酸が固まったものです。水垢は重曹やクレンザーなどの研磨剤でこすることで落とすことができます。水道水に鉄分が多く含まれていると、水垢の汚れに更に鉄分が混じり、酸化してしまうために黒ずんで見えることもあります。

(2)黄ばみ

黄ばみは、トイレの黒ずみが発生する初期段階です。

黄ばみの原因は「尿に含まれるタンパク質」。尿に含まれるタンパク質が蓄積し、硬化すると「尿石」になります。そのこびり付いた尿石が「黄ばみ」になって現れます。

なお、黄ばみは「アルカリ性の汚れ」なので、酸素系酸性洗剤によって除去することができます。

(3)黒カビ

黒カビは、トイレの黒ずみの直接的な原因です。

黒カビが繁殖するには、温度、湿度、空気が必要ですが、トイレ内にはこれらが揃ってしまいます。溜まった尿石を覆うようにして黒カビが発生した結果、トイレの黒ずみに進化します。

なお、黒カビは「酸性の汚れ」なので、塩素系アルカリ性洗剤によって除去することができます。

2:黒ずみの落とし方

続いて、黒ずみの具体的な落とし方を例示していきます。

(1)水抜きして状況を確認する

汚れがひどい場合や、現状をチェックしたい場合に、まずは水を抜きます。

簡単に水位を減らすには、トイレ詰まりに使用するラバーカップ(すっぽん)が便利です。 トイレが詰まった時のように排水口に当てて、数回押し引きするだけで水が押し出され、数センチ水位が下がります。

(2)洗剤で溶かして落とす

最も一般的な掃除方法である洗剤で落とすはトイレでも有効です。トイレ用の強力洗剤を使えば、汚れだけを効果的に分解できます。便器への負担も小さく、手軽にはじめられるのが大きなメリットです。

(3)湿布法

酸性のトイレ洗剤で少しは落ちるけれども、全部落ちたわけではないという状態になったら、湿布法をしてみましょう。湿布法とは、トイレットペーパーなどに洗剤を染み込ませて、じんわりとヨゴレを分解していく方法です。

まず、ヨゴレが気になる部分にトイレットペーパーをあてていきます。その上から酸性のトイレ洗剤を垂らして、トイレットペーパーに洗剤を染み込ませます。10分ほど放置して、一部分を剥がしてブラシやスポンジでこすってみましょう。

まだ洗剤を染み込ませたほうが良い場合は、さらに洗剤を染み込ませて10分ほど放置します。これを何回か繰り返します。

(4)クエン酸パック

レモンや梅干しに含まれるクエン酸の成分。クエン酸は粉で売り出されており、純度が高いものは食用として、純度が低いものは工業用として掃除に使われます。ドラッグストアやスーパーで購入することができます。

そのクエン酸をペースト状にして使用します。水200ミリリットルにクエン酸小さじ1杯を入れて混ぜれば完成です。

そのペースト状のものをトイレの気になる部分へ流し、ラップでパックをして密封して数時間放置。その後ラップを剥がして汚れをこすると黒ずみが落ちます。

(5)物理的に削って落とす

洗剤を使っても取り切れないような、染み付いてしまった黒ずみは「物理的に削り落とす」方法が有効です。この方法は洗剤では落とせない黒ずみ汚れまで取り除ける反面、便器への負担がかなり大きいデメリットもあります。削り落とす方法は便器表面の防汚コーティングも剥がしてしまう可能性があるのであくまでも最終手段と考えましょう。

(6)トイレ用の漂白剤を使用する

カビなどの汚れ由来でできたトイレの黒ずみを落とすには、トイレハイターなどの塩素系漂白剤を使用します。なお、トイレ用の洗剤がなければお風呂で使うカビキラーなどのスプレー洗剤でも効果があります。黒ずみを覆うようにかけて2-3分ほど放置。その後水を流せば黒ずみを落とすことができます。さらにトイレ用ブラシでこすればより綺麗にすることができます。

(7)酸性の洗剤を使用する

こびりついて取れないような黒ずみは、カビなどの汚れではなく尿石が原因です。サンポールなどの酸性洗剤は、水垢や黄ばみ(尿石)などのアルカリ性の汚れを落とすのに効果的です。ドラッグストアなどで「尿石に効果がある」と書かれた洗剤を探しましょう。黒ずみがある部分にトイレットペーパーをかぶせ、そこに洗剤をかけて少し放置すれば、洗剤が浸透して水垢や尿石ごと黒ずみを落とせます。

畳 カビ ハウスクリーニング ゼヒトモ zehitomo

3:黒ずみを防ぐには?

続いて、黒ずみを防ぐにはどのようにすべきかをお伝えします。

黒ずみを防ぐには、こまめに掃除をすることが第一ですが、盲点となっているのが、タンクの中です。トイレの水をためるタンクの中は、意外と汚れていることが多いです。タンクの水が汚れているために便器の中も汚れやすくなっている可能性があるのです。

(1)タンク用洗剤を使用する

トイレのタンクをきれいにするためのタンク用洗剤が市販されていますので使用して綺麗にしましょう。

(2)重曹を入れて一晩おく

掃除用品として重曹を常備している家庭であれば、トイレのタンク内に、夜寝る前に重曹を1カップ入れておきましょう。タンク内にカビが発生していた場合も、一晩で重曹水によってカビが消えます。長時間外出するときタンク内に入れておくのも有効な方法です。重曹はクレンザー代わりにトイレの便器を磨く事にも使えるほか、脱臭や湿気取りの効果もあります。また環境に負荷もかけず、人体にも無害ですので、重曹を使った掃除方法は非常に有効です。
 

(3)液体ブルーレットおくだけ除菌EX

除菌効果をプラスして黒ずみ予防ができるブルーレットが市販されてます。洗浄防汚成分が配合されているので、便器の表面をコーティングし、汚れの付着をしっかり抑えてくれます。

(4)トイレ洗浄 トイレスタンプクリーナー

タンク内の対策以外では、ジェルを直接便器につけるタイプの掃除アイテムがあります。水を流すたびに洗浄・防汚成分が溶け出して全体に行き渡り、フチ裏の黒ずみまで予防してくれます。ほかにも、日頃からこまめに、トイレマジックリン 強力クレンザーやトイレマジックリン消臭洗浄スプレーなどでお手入れすることで、黒ずみは予防できます。特に、水アカ汚れは早いうちにこすり落とすことが大事なので、便器内の水が流れる部分をブラシでこまめにこすっておきましょう。

福岡 ハウスクリーニング 家事代行 何でも屋 ゼヒトモ zehitomo

4:常備しておきたい便利グッズ

ここまで複数の角度からの対策をお伝えしてきましたが、常備しておきたい便利グッズを2つ紹介します。

(1)陶器研磨パッド

陶器の表面の汚れ落としに特化した研磨パッドです。

耐水性サンドペーパーでは、どうしても細かなキズが便器についてしまいます。目に見えないような細かいキズがついてしまうと、そこに汚れが溜まってしまいます。そうならないためにも、陶器専用の研磨パッドを使って便器の黒ずみ汚れを落とします。

以前は業務用のみの販売で、個包装などでは販売されていませんでしたが、最近は一般用に数枚セットの市販が開始されています。さ

便器の黒ずみの他に、陶器についてしまった鉄分の赤茶色のヨゴレ、化粧品でついてしまったシミなどにも応用できます。

(2)塩素系トイレ用洗剤

酸性のトイレ用洗剤や、研磨剤が入ったトイレ用洗剤でも落ちない黒ずみ汚れには、アルカリ性の塩素系トイレ用洗剤を使用します。

アルカリ性の塩素系のトイレ用洗剤は、カビ菌やヨゴレの中のタンパク質を強力に分解してくれます。

商品としては、「花王 除菌洗浄トイレハイター」や「ドメスト」などがあります。除菌の力も強く、汚れが落ちるスピードも早いので、何をしても効果が無かったという場合に試すべきものです。

使用する時には、薄めずにそのまま黒ずみヨゴレが気になる部分にふりかけます。そして、数分間放置して洗剤がヨゴレを分解するのを待ちます。最後は水に流すだけなので、使い方もとても簡単です。

これらを使用する時の注意としては、酸性の洗剤と一緒に使わないことです。サンポールなどの酸性洗剤と一緒に使うと、有毒ガスが発生してしまうからです。吸い込むと体調が悪化することもありますので、酸性の洗剤が残っていないか十分に注意しましょう。

5:便器以外で気にしたいトイレの黒ずみ

最後に便器以外の黒ずみについての対策です。

(1)壁の黒ずみ

壁の黒ずみは、カビやホコリ汚れの可能性があります。「トイレクイックル」などのトイレクリーナーを使って拭き掃除をしましょう。これで黒ずみが落ちなければ、尿ハネの水分がもとでカビが生えたのかもしれません。その場合は専門業者への依頼も検討するようにしましょう。

(2)床の黒ずみ

床の黒ずみは、尿ハネにホコリや皮脂がついたり、カビが生えたのが原因です。「トイレクイックル」などのクリーナーで拭き掃除するか、落ちなければ「トイレマジックリン」などの洗剤をかけて拭くようにしましょう。

困った時は専門業者・プロへの依頼を

トイレ掃除は様々な知識を動員して各ご家庭で行うことが可能です。しかし、長年溜まった汚れを中心に、個人での掃除には限界もあります。

Zehitomoでは、トイレリフォーム業者、トイレ換気扇の交換・取り付けなど、トイレ掃除に関するプロが多数おります。困った時はぜひZehitomoのプロへの依頼も合わせて検討してみてください。

□Zehitomoでプロを探す

近所のプロを呼ぼう