01/28/2019

ゴキブリ退治・対策大全!これでゴキブリとおさらば!

0:はじめに

「ゴキブリ」をイメージするだけで背すじがゾワッとしてしまう方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。

ゴキブリはその見た目から「気持ち悪い」印象を抱いている方が多く、駆除対象とされていることも少なくありません。

例えば、少し古いデータですが1990年のアメリカのバージニア工科大学の調査によると、日本・アメリカ・中国の三カ国とも、ゴキブリは駆除すべきというアンケートの結果が80%を超えています。(日本81.3%、アメリカバージニア州87%、中国杭州94%)

つまり日本特有の問題ではなく、全世界においてゴキブリの退治・対策に関して問題視をされているわけです。

そこで今回は、あらゆる観点からゴキブリ退治・対策について研究し、「これだけ読めば全てがわかる!」をモットーとした大全を作成しました。みなさまが困っていることの一助になるので是非ご一読ください。

<INDEX>

※各項目のクリックでその章へ飛ぶことが可能です。
1:ゴキブリ対策のゴールはどこか。
2:ゴキブリの特性
3:ゴキブリの習性
4:ゴキブリがいるところ
5:駆除対策大全
6:意外と多い誤解
7:気になること・不安なことQ&A
8:根こそぎ根絶するためには?

1:ゴキブリ対策のゴールはどこか。

そもそも「ゴキブリを退治する」「ゴキブリ対策」と言った時に、そのゴールは何になるのかを考える必要があります。

シンプルに表せば「ゴキブリを住居やオフィスから完全に取り除く」ことになりますが、この言葉一つ取っても意味の取り方で認識が異なってきます。

というのも、ゴキブリは1匹を目撃したらその10倍、20倍は潜んでいると考える必要があるからです。

たまたま遭遇した1匹のゴキブリを退治して「めでたしめでたし」ではありません。

・ゴキブリが潜んでいるであろう巣窟を取り除く。

・ゴキブリの卵の孵化を防ぐ。

・その上で、新たなゴキブリの侵入を防ぐ。

この3つを確実に行う必要があります。

つまり、ゴキブリ退治・対策は駆除スプレーやトラップを仕掛けて済むほど簡単な話ではないのです。

ですので、本記事を通して多角的に退治・対策を知っていっていただければと思います。

2:ゴキブリの特性

ゴキブリはいつの時代からいるのか?

まずはゴキブリの歴史を軽く振り返ります。

ゴキブリは、高等植物の出現と同時期、約3.5億年前に姿を現しました。今この現在まで生き続けてきた生命力の強い昆虫であり、生きた化石なのです。

ゴキブリと言っても、その種類は未確認の種まで含めると、約4000種が存在します。

そして、我々人間と接触のあるゴキブリはわずかに約1%。残りの99%以上は熱帯地域に生息し、森や海岸などにある腐った樹木や葉っぱ、そして石の下など人との関わりなくを生息しています。

そんなゴキブリたちの約1%が人間世界の建造物に入るようになったのは、生存本能の強さゆえです。冬場でも発熱する電化製品があったり、水回りが常に存在したりと、まるで熱帯地域の森のように居心地が良いわけです。

人間と接触のあるゴキブリの種類は?

日本に生息しているゴキブリは52種類。その中で家に住み着く家住性のゴキブリは約10種類です。

その中でも最も有名な種類が「チャバネゴキブリ」という種類。元々は熱帯原産種で、世代期間が短く、産卵数が多いため繁殖力が旺盛。

1匹のチャバネゴキブリが1年の間に14万匹にも増える説もあるほど。他の種と異なり、孵化の直前まで卵をお尻にくっ付けているのが特徴でもあります。

もう一種類の有名な種類が「クロゴキブリ」。亜熱帯原産種とも言われ、休眠性があり卵の状態で越冬をし、暖かくなると孵化します。

また、日本原産種の「ヤマトゴキブリ」は日本原産種で、幼虫に蒸してから越冬をします。やや小柄なゴキブリで、「チャバネゴキブリ」と共に日本で目にすることの多い種類です。

3:ゴキブリの習性

続いて、ゴキブリの行動習性について見ていきましょう。行動習性を知ることは、ゴキブリの退治への近道になります。今回は6つの習性を紹介していきます。

(1)群居性

ゴキブリは、集合フェロモンを発散して群をなして生活しています。実験室でチャバネゴキブリを1匹ずつ別々のケージに入れて飼育する実験を行ったところ、数匹を一緒に飼育した場合より発育が遅れたこともあります。

(2)夜間行動性

ゴキブリは、昼間は物陰に潜んでいることが多く、夜になると行動を開始します。人間の住居では夜でも明かりが付いているため、消灯後=夜のスタート。消灯後の3時間ほどが活動タイムで、特に30分後がピークです。夜中にキッチンに行ったら遭遇してしまったことのある方は、納得の習性ですね。

(3)雑食性

ゴキブリは、植物性、動物性も何でも食べます。人間の食べ残しやカスに限らず、人間の毛髪からゴキブリの仲間の死骸まで食べます。しかし、それでありながら飢餓に強いです。例えば、飲まず食わずでも1カ月は 生存。水を与えてるだけで3カ月も生きるゴキブリがいます。これは、腹部にある脂肪体をエネルギー源としているためと考えられています。

(4)潜伏性

ゴキブリは、潜む習性があります。それゆえに駆除が難しいのす。住居では、戸棚や冷蔵庫の裏、引き出しの中などに潜み、狭いスペースを好みます。 幼虫なら0.5mm、成虫でもたった2mmの隙間があれば潜り込めます。穴を塞ぐなどの対策を取っても安易なものとなってしまうのを痛感する習性です。

(5)好湿性

ゴキブリは、湿気を好みます。人間も水がないと生きていけないのと同じで、そもそも多くの生物に共通する習性ではあります。そのため、浴室や洗面台、そそてキッチンに出没することが多いです。

(6)隅走行性

ゴキブリには複眼と単眼の目があります。 複眼で物の形を認識し、単眼で明るさを判断します。また、行動上、大きな役割を果たすのが触角です。触角で壁を感知できるので部屋の隅を走ります。駆除する際に行うことではありませんが、触角を切り落とすと行動は不規則になります。

4:ゴキブリがいるところ

ゴキブリがいるところは大きく11あります。

どれも「暖かく・湿気があり・狭い」場所です。

(1)冷蔵庫の下や裏

冷蔵庫は冷たい場所ではなく温かい場所。電気が一年中通っていて、ほぼ一定の温度であるため格好の巣窟となります。 しかも冷蔵庫には食べ物があるので、格好の餌場でもあります。冷蔵庫内に侵入できなくとも、一歩出ればキッチン。これ以上居心地の良い場所もそうは無いです。

(2)キッチン台の下

キッチン台を置いている床は水等で老朽化しやすい箇所です。老朽化すると隙間が出来、その隙間は人間の食べカスが溜まるので格好の餌場となります。しかもなかなか人間が目視できないところ。冷蔵庫に比べて静かな場所でもあるので、卵を産み付けられることが多いです。

(3)電子レンジの裏

冷蔵庫と同じ様に、温かさを感じることのできる場所で、なおかつ食べ物が行き来する場所。油も飛び散りやすい場所であり、常に食べ物のカスが付着していることが多いです。

(4)テレビの裏

一時期テレビの裏はキッチン周りと同等にゴキブリの居心地の良い場所でした。なぜなら、ブラウン管テレビの時代は奥まった空間であり、かつ熱を発しやすい場所であったからです。現在は薄型のテレビが主流になっていますが、テレビ裏の掃除は毎日することはほぼなく、今でも格好の巣窟となることが多いです。

(5)お風呂場・洗面台

ここは巣窟というよりも出現がしやすい場所。実際に遭遇されたことある方も多いはずです。水が常にある場所で、かつ拭き取りも不十分で目に見えないカビや雑菌もあり格好の餌場です。

(6)Wi-Fiルーター・電話機

Wi-Fiルーター・電話機も基本的に一年中通電をしている場所なので、熱が常にある暖かい場所です。特にWi-Fiルーターは見えない場所へ設置されてる方もいらっしゃるので、格好の巣窟となります。

(7)室内の植木鉢の中

室内の植木鉢は、常に適度の湿度が保たれた場所。キッチンと同様に居心地に良い場所となります。表面こそ人間の目に見える場所ですが、植木鉢の中や底は目が届きにくい場所。その中でも腐葉土を使用している場合は、ゴキブリの好きなものの集合体となってしまっているので要注意です。

(8)大型家具の裏

壁に設置しているタンスや本棚の裏は、常に人間の目に触れないため格好の巣窟となります。特に人間の目ではすぐに認識できないカビなどの繁殖もしやすいので、それが餌となり、繁殖を加速させる場所にもなってしまいます。

(9)ダンボール中

資源ごみに値するダンボールや新聞紙の隙間もゴキブリは好みます。これらは水分を吸いやすく、実は適度な湿度が保たれる場所。それらの間は平面でもあるため卵を産み付けやすくもあります。人間からすると生ゴミなどと違い長期間置いておいても問題ないゴミですが、この機会に溜め込むのを是非やめてください。

(10)空き缶の中

空き缶も場合によってはなかなか捨てないでゴミ箱がいっぱいになるまで置きっぱなしにしやすいもの。空き缶の中は水分が残っており、暗く、人間が覗き込むこともありません。その中でもビールの空き缶は、残った水滴が発酵するので格好の餌場となります。

(11)ブレーカー(配電盤)の中

意外と盲点なのがブレーカーの中。電気が常に通っている部分であり、めったに開けられることもありません。

5:駆除対策大全:

ゴキブリの駆除には大きく3つの方法があります。

(1)清潔にする

まずは、ゴキブリが好む場所を家の中から減らすことです。

具体的には前述のゴキブリが出やすい11箇所を定期的に掃除することです。

・冷蔵庫の下を定期的にクイックルワイパーなどで掃除をし、ホコリを水分を取り除く。

・キッチン台下も水分や食べかすを毎日拭き取る。

・電子レンジは油が付着したままにしないで、こまめに電源オードを抜く。

・テレビに裏のホコリは取り除く。

・お風呂や水回りも極力拭き取りを心がける。

・Wi-Fiルーターは必要ない時は抜電源コードを抜いて休ませる。ホコリも取り除く。

・植木鉢はベランダに置けないかを考える。

・大型家具の裏も定期的に掃除する。

・ダンボールを溜め込まない。

・空き缶も溜め込まない。

・配電盤も定期的に掃除をする。

全てを完璧にできなくとも、できることを日々積み重ねていくことで将来のゴキブリ出現率は劇的に変わってきます。

(2)殺虫剤による駆除

続いては殺虫剤でゴキブリや卵を死滅させる方法です。いくつかの種類に分類すると以下になります。

①毒餌剤による駆除

毒餌剤(ベイト剤)はゴキブリが好む餌に、ゴキブリの殺虫成分を混ぜたものです。ゴキブリの生息が見られる箇所に容器入りの毒餌やホウ酸ダンゴを置いておくと、夜間に餌を食べに出てきたゴキブリが毒餌を食べ、やがて駆除します。

毒餌による駆除は、薬剤の飛び散りが無いなど安全であることや、効果の持続性も長いため、ゴキブリ駆除の主流な方法でもあります。

設置に有効な場所は、ゴキブリの生息や糞の付着が見られる所、キッチンの隙間や温かい所など、「4:ゴキブリがいるところ」で取り上げた場所を中心に考えると良いです。

②液剤による駆除

昔から行なわれている駆除方法で、ゴキブリの生息場所付近や通路にあらかじめ液体殺虫剤を散布する方法です。ゴキブリが殺虫剤処理面に接触すると中毒を起こし死亡します。ゴキブリ用液体殺虫剤は専門の害虫駆除業者にも処理してもらえます。

③スプレー殺虫剤による駆除

スプレー(エアゾール式)の殺虫剤は、ゴキブリが室内に出没した際、速効で駆除するのに便利です。直接、ゴキブリに噴霧して駆除します。

また、ゴキブリ用殺虫スプレーに配合されている成分は、主にピレスロイド系の殺虫剤です。ピレスロイド系殺虫剤の多くは、ゴキブリが嫌う成分(忌避性)でもあるため、ゴキブリが近付いてほしくない箇所にあらかじめスプレーすることも有効です。

また、近年は凍らせるスプレーも普及が進んでいますが、その名の通りで凍らせることを目的としたスプレーであり、場合によってはゴキブリは死滅しません。凍らせるスプレーの場合は凍ったらすぐに何かで包んで処理することも合わせて行いましょう。

④くん煙剤による駆除

煙状にした薬剤をゴキブリの呼吸器官から吸い込ませて駆除する方法です。速効的な効果がありますが、残効性(持続効果)が実はありません。広い場所でのゴキブリ駆除や即効にゴキブリの数を減らす場合に用いられていることが多いです。

(3)ゴキブリ用トラップ

「ゴキブリホイホイ」などに代表される、粘着のりが付いたトラップ(ゴキブリ捕獲器)のことです。ゴキブリがそこを通りると粘着のりがゴキブリを確保します。

ここまで述べてきた通りで巣窟自体を根絶する方法には値しませんが、数を減らすことができます。

6:意外と多い誤解

「こうやったらゴキブリがいなくなる!」の対策法としてよく取り上げられるものをいくつか検証してみます。

(1)冬場に窓を前回にする

「冬場に窓を全開にして、家を冷やしてゴキブリの卵の孵化を防ぐ。これで次の夏はゴキブリが出てこない」というものです。

これは、よく考えると正しい部分と正しくない部分が混在していることがわかります。

まず、ゴキブリの卵は気温5℃以下で孵化しなくなります。つまり冷やすことは効果的です。そうなると一見正しいように思いますが、実は正しくないです。

例えば、窓を数時間全開にしたところで冷蔵庫や配電盤など、熱を持っている箇所は家の中にそのまま存在します。

窓を開けると、我々が普段生活する住居の部屋空間は冷えますが、ゴキブリが好んで潜んでいる部分は冷えません。

電気を切って、1ヶ月近く家を完全に冷やすなど徹底的に全てを冷やす場合は効果はあります。しかし、それはあまりにも非現実的。よって、この対策法は間違ってはいないが、実現するのが難しいのです。

(2)ゴキブリは明るいのが苦手だから電気を付けておけば出てこない

ゴキブリは確かに夜行性ですが、明るい時に絶対に出てこないということはありません。そもそもゴキブリが好む空間は狭い場所やあらゆる家具の裏なので、電気を付けていても暗いまま。よって、これもイマイチです。

(3)あらゆる隙間を埋める

ゴキブリが好むキッチンには隙間が多いです。こういった隙間を全て防げばゴキブリがキッチン周りを徘徊しない説もあります。しかし、ゴキブリは前述の通りで成虫でもたった2mmの隙間があれば潜り込めます。しかも、何かを塞ぐことは、籠もった空間を逆に作ることになるのでゴキブリが住みやすい場所を提供してしまう逆効果にもなります。

7:気になること・不安なことQ&A

Q1:ゴキブリは季節によって活動が変わりますか?

A1:冬は寒さもあり動きが鈍くなりますが、春・夏・秋と活発な時期が長いのが現実です。しかも冬場であっても前述の通り人間の住居には電気(熱)の通った暖かな場所が必ず存在します。よって寒さで死滅して一切姿を表さないということはありません。よってゴキブリの対策は季節を問わず行える際に行い、根こそぎ住み着くきっかけを根絶するのがおすすめです。

Q2:ゴキブリの毒餌は人体への害を及ぼしますか?

A2:毒エサは人間、広く考えれば哺乳類に影響を及ぼしません。毒エサの中心となるホウ酸が哺乳類にとって害ではないためです。

Q3:ゴキブリはどういう時に自ら飛びますか?

A3:ゴキブリが飛ぶのは基本的に移動をする手段としてです。殺虫スプレーをかけた際に自らに向かってきた経験のある方もいらっしゃるかと思いますが、それは攻撃するためではなくスプレーから逃れる(移動する)ためにたまたま前方へ向かったという考えが妥当です。飛ぶ高さは二階程度まで。しかし、徐々に上へ登ることは考えられるため、マンションの高層階に絶対に出ないというわけではありません。

Q4:ゴキブリが大量発生してしまう根本的な原因は何でしょうか?

A4:ゴキブリが大量発生した際は、その住居で卵が孵化したと考えるのが妥当です。つまり、住居に大群が押し寄せたというわけではないのです。そのため、ここまで記載してきた通り見えるゴキブリだけの駆除ではなく、卵を含めて根こそぎ根絶してこそ真の対策となります。

Q5:駆除したゴキブリの正しい処理方法を知りたいです。

A5:ゴキブリホイホイを含めて、ゴキブリの死骸は燃えるゴミで結構です。ただしゴキブリの表面の雑菌や死骸から出た菌がそこにはあるため、早めの処分をおすすめします。

Q6:ゴキブリ自体の人体への害は何ですか。

A6:ゴキブリ自体に害はありません。ただし、ゴキブリの表面にあらゆる菌が付着するので不衛生で、それによって実際は害があると考えるのが妥当です。

8:根こそぎ根絶するためには?

ここまでゴキブリに関する様々なことを述べて参りました。ゴキブリの習性を知ることで、各対策に関しても腹に落ちる理解をして頂けたと思います。

しかし、100%万全な対策が個人で可能かというとなかなか難しいです。配管やエアコンなどの専門スキルの必要な清掃は個人でやるには限界があります。

そういう場合は、ハウスクリーニングやエアコン掃除、そして害虫駆除の専門業者に依頼することをオススメします。

特に専門業者はそれらスキルがあるだけでなく、今までの事例からもゴキブリや様々な害虫対策、それを防ぐ掃除方法、メンテナンス方法などを熟知されています。

人ぞれぞれ生活している空間が違うからこそ、最後の細かい部分は是非専門業者に頼ってみてください。

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