エアコンが壊れた？　対処法とエアコン買い替えの寿命サイン

あなたの家のエアコンは何年位使われていますか？エアコンは寿命年数が近付くと色々とトラブルが起きやすくなります。買い替えるべきか修理をすべきか悩んでしまうのは仕方ないことです。

エアコンの寿命の目安や買い替えのサインについてご紹介します。

エアコンが壊れたかも？と思った時の対処法

エアコンがつかない！　エアコンの効きが悪い！　もしかしてエアコンが壊れたかも？　と思った時は、まず次の事を確認してみてください。

１．エアコンの電源やリモコンの電池の確認

２． エアコンの設定温度の確認

３・室外機周りの確認

４．フィルターの確認

５．エアコンの応急ボタンを押して動くかどうか確認する。

エアコンが壊れたかな？と思っても、上記の６つを確認することで、本当に壊れたのか、そうでないのかが確認できます。以下で、内容をもっと詳しくご説明しますね。

1.エアコンの電源やリモコンの電池を確認する

エアコンの電源はきちんと入ってますか？　本体のコンセントが抜けてたり、エアコンのリモコンの電池が切れてたりしていないか、確認しましょう。

特に、リモコンの電池切れはよく起こることです。電池を変えただでスムーズにエアコンの運転が再開されたということも有りえます。

2.エアコンの設定温度の確認

エアコンが動かない時の理由の一つに室内の温度がエアコンの設定温度に達していることがあります。

その場合は冷房なら少し設定を下げる、暖房なら上げるとエアコンが動き出すので、故障ではないと判断できます。

3.室外機周りの確認

エアコンの室外機の周りに障害物がないか、何か異常がないか確認しましょう。

室外機の熱交換を妨げるものがあると、エアコンが異常を感知して運転エラーになることがあります。

4.エアコンのフィルターの確認

エアコンのフィルターにホコリがたまっていませんか？

あまりにフィルターが汚れているとエアコンの効きが悪くなります。

フィルターのせいでエアコンが効かないと思うこともありますので、フィルターをチェックして、汚れているようなら掃除しましょう。

5.エアコンの応急運転ボタンを押して動くかどうか確認する。

上記の１～４までをチェックしてもエアコンがスムーズに運転できない場合は、本当に故障かもしれません。

エアコンには応急運転ボタンというものがついています。

応急運転ボタンを押すと、エアコンが運転します。

運転すれば故障ではないと判断できます。

エアコンの応急運転ボタンの場所は機種によるので、取扱説明書を読んでみてください。もし、取扱説明書がない場合は、ネット上で「お使いのエアコンの型番、取説」で検索すると取扱説明書がでてきます。

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エアコンの耐用年数とは？考え方を知り、買い替えや修理を賢く選ぶ　＞＞＞

エアコンの平均寿命はどれくらい？

1.家庭用エアコンの室内機・室外機の寿命

エアコンの平均寿命は室内機・室外機共に約10年と考えられます。それは各メーカーなどに定められた部品の保有期間が10年と定められている場合が多いためです。

まれに20年以上使われているご家庭も見かけますが、故障すると部品が無く修理はできないでしょう。

購入時の補償期間は、1年から長くても5年までの補償が多く見られます。それ以上経過してしまうと修理が可能でも部品が無ければ修理できないからです。10年以上が経過したらそろそろ寿命かなと考えておいていいでしょう。

2.業務用エアコンの寿命はどれくらい？

業務用エアコンも寿命は約10年と考えてください。10年以上経過すると部品の劣化が起こり故障の原因になりますので定期点検をしっかり行いましょう。

使用期間や使用環境にも注意しましょう。平日8時間しか使わない環境と24時間営業で365日使いっぱなしの環境では、寿命は大きく変化します。多く使えばそれだけ寿命は短くなると考えてください。

3.エアコンのリモコンの乾電池の寿命は？

リモコンは当然ながら乾電池が無くなれば使えなくなります。エアコンがつかない気がする？その時は電池が無くなったからかもしれません。電池を交換しましょう。電池を交換しても使えないときは赤外線の信号付近にゴミなどが付着していないか確認してください。

それでも解決しない際は、リモコン本体の故障が考えられます。

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エアコンの寿命がきているかも？買い替えや修理のサイン5つ

1.エアコンから温風が出ない、冷風が出ない

運転しているにも関わらず温風や冷風が出ない、それは冷媒ガスが漏れている可能性が考えられます。修理をお願いするしかありません。

しかし修理すれば長く使えるとは限りません、またすぐに故障したり他の場所が不具合を起こす可能性もあり、無駄に修理代を払うことになりかねません。経過年数が10年に近い場合は買い替えも検討してみましょう。

2.エアコンから異音がする

室内機からの異音はフィルターの目詰まりや送風ファンの故障が考えられます。修理までしなくても掃除やメンテナンスによって改善できる場合もあります。

室外機からの場合はコンプレッサーの故障の可能性がありますので、メーカーの修理担当などに点検を依頼しましょう。

エアコンの異音症状についてまとめた、以下の記事も参考にしてみてください。

＞＞ エアコンから異音がするときの、原因と対処法5つ

3.エアコンから臭いがする

カビなどが臭いの元となると、悪臭が発生します。フィルター周りでしたら自分でお手入れできますが、その奥のファンや熱交換器にカビが発生したら業者に頼んでクリーニングが必要です。

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4.リモコンの電池を変えても反応しない、反応が鈍い

エアコンは古くなるとリモコンの操作が効かなくなるといった症状が現れます。そういった症状が現れた場合は寿命のサインと考え早めに買い替えを検討しましょう。

真夏に突然リモコンで操作できなくなったら大変です。機種によっては本体から直接操作できるものも有りますので確認しておくといいでしょう。

5.エアコンの室内機から水が漏れる

冷房を使用中に水が垂れてくる症状は、ドレンホースの先から水が出ているのか確認しましょう。出ていない場合はホースの中の詰まりや折れ曲がりなどの可能性があります。

ドレーンホースに詰まりが無いのに水が垂れてくる際は、本体の何処かに異常が考えられますので点検をしてもらいましょう。

エアコンが壊れたらどうすればいい？すること3つ

1.エアコンの買い替えを検討する

エアコンが故障してしまったら現時点で何年経過しているか考えましょう。せっかく修理しても数年後にまたすぐに故障してしまったら、新しく買った方が安上がりかもしれません。

購入して5年以内でしたら修理でいいと思いますが、それ以上経過しているようであれば、修理可能か、買い換えたほうがいいか、メーカーに問い合わせてみてもいいでしょう。

2.エアコンの買い替えや入れ替えをしない場合は処分をする

壊れてもう使わないエアコンは処分しましょう。新しいものに買い替えるタイミングで古いエアコンを引き取ってもらえることがあります。

買い換えない、使えなくなったエアコンを処分だけしたいような時でも、使わないエアコンを放置しておくと劣化により錆がでたりカビが生えたりと衛生的に良くありません。取り外して、処分をしましょう。

3.賃貸の場合は大家さんに連絡・相談をする

賃貸物件は冷暖房が完備されている部屋とされていないお部屋があります。元々設置されていたエアコンが故障した時は、勝手に修理は出来ません。きちんと大家さんに連絡して修理してもらいましょう。

また自分で設置したエアコンはご自身で修理してください。購入したものは引っ越しの際に外さなければならないので買い替えるより、なるべく修理して使いましょう。

最後に

エアコンの寿命や買い替えのサインについて分かりましたか？エアコンの異常のサインを見つけたら早めに対処して暑い夏や寒い冬に備えましょう。

エアコンは夏の季節の始まりが一番売れます。その時期に故障してしまうとなかなか修理してもらえないですので、早めにエアコンを点検して掃除もきちんとしておきましょうね。

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